「野球のソムリエ」
谷沢健一さんが「野球のソムリエ」という本を出した(総合企画・1200円)。
本の企画、取材などにたずさわった者として、ぜひ紹介したい。
谷沢健一といえば、もと中日ドラゴンズの選手で野球解説者という認識が一般的だろう。
じつは、人にあまり知られていない、いくつかの顔を持っているのだ。
谷沢さんは、現役を引退し、野球解説者をしていたが、50歳を前にして、早稲田大学大学院に入学する。
「元プロ野球選手、野球解説者で終わりたくない・・・・何をするべきか」をつかむためだった。
この大学院入学がきっかけになり、のちに早稲田大学客員教授となる。
一方で、出身地の千葉県柏市に野球のクラブチーム「YBCフェニーズ」を結成し、野球に情熱を燃やす若者たちの受け皿になる。
さらに、昨年秋に誕生した独立リーグ(三重スリーアローズ)のアドバイザーになり、こんどはアマとプロの橋渡し役になろうとしている。
中日ドラゴンズ選手→プロ野球解説者→早稲田大学客員教授→クラブチーム監督→独立リーグアドバイザーと、いわば「五足のわらじ」をはきかえてきたのだ。
「野球のソムリエ」には、野球を知り尽くした男・谷沢さんの、「50を過ぎてからの人生」が綴られている。
谷沢さんの根底にあるのは、野球に対する限りない愛情はもちろんのことだが、野球の裾野を広げるための場を、たとえ小さくてもいいから作りたいという情熱だろう。
プロとアマの世界を知っている男だからこそ、できる仕事なのに違いない。
野球王国アメリカのファンたちが、地元のマイナーリーグや独立リーグのゲームに気軽に足を運ぶように、日本でも、これから各地で作られる独立リーグの球場に足を運び、ひいきのチームを応援する・・・・そんな光景が見られるようになるのだろうか。
谷沢さんのブログ「谷沢健一ニューアマチュアリズム」は以下のアドレスです。
http://www.yazawa2005.jp/
本の企画、取材などにたずさわった者として、ぜひ紹介したい。
谷沢健一といえば、もと中日ドラゴンズの選手で野球解説者という認識が一般的だろう。
じつは、人にあまり知られていない、いくつかの顔を持っているのだ。
谷沢さんは、現役を引退し、野球解説者をしていたが、50歳を前にして、早稲田大学大学院に入学する。
「元プロ野球選手、野球解説者で終わりたくない・・・・何をするべきか」をつかむためだった。
この大学院入学がきっかけになり、のちに早稲田大学客員教授となる。
一方で、出身地の千葉県柏市に野球のクラブチーム「YBCフェニーズ」を結成し、野球に情熱を燃やす若者たちの受け皿になる。
さらに、昨年秋に誕生した独立リーグ(三重スリーアローズ)のアドバイザーになり、こんどはアマとプロの橋渡し役になろうとしている。
中日ドラゴンズ選手→プロ野球解説者→早稲田大学客員教授→クラブチーム監督→独立リーグアドバイザーと、いわば「五足のわらじ」をはきかえてきたのだ。
「野球のソムリエ」には、野球を知り尽くした男・谷沢さんの、「50を過ぎてからの人生」が綴られている。
谷沢さんの根底にあるのは、野球に対する限りない愛情はもちろんのことだが、野球の裾野を広げるための場を、たとえ小さくてもいいから作りたいという情熱だろう。
プロとアマの世界を知っている男だからこそ、できる仕事なのに違いない。
野球王国アメリカのファンたちが、地元のマイナーリーグや独立リーグのゲームに気軽に足を運ぶように、日本でも、これから各地で作られる独立リーグの球場に足を運び、ひいきのチームを応援する・・・・そんな光景が見られるようになるのだろうか。
谷沢さんのブログ「谷沢健一ニューアマチュアリズム」は以下のアドレスです。
http://www.yazawa2005.jp/
2010-03-01 09:56
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