プリンターはなぜ安いのか?
9年前から、キャノンのモノクロレーザープリンターを使っています。
時には、1日に数十枚プリントすることもあり、個人的にはかなり酷使していると思うけれど、まだへこたれない(最近、紙の吸い込みが弱くなってきたかも?)。えらいものです。
9年前に、2万円弱で買った覚えがあります。
その時、ずいぶん安いものだなあと思った記憶がありますが、実は、メーカーは一度本体を売ってしまえば、その後、半永久的にインクのカートリッジを売り続けることができるわけで、実はトータルではインクカートリッジで儲けているわけです。
まあ、そんなことは、使っているうちにカラクリがわかってしまいましたが。
2年前に、オフィスの移転を機に、ファックスとコピーとプリンターとスキャナの複合機(インクジェット方式)導入しました。
これはカラーで印刷できるすぐれものでしたが、ぼくはカラーはほとんど必要なし。
そこで、「モノクロだけで印刷できるものはないのか」と確認すれば良かったのですが、「ふだんはモノクロしか印刷しないんだけど」といい加減なアピールですませてしまいました。
すると「カラーでなくても、モノクロだけでも印刷できますよ。インクがなくなったら補充して下さい」というではありませんか。
カートリッジはブラック、イエロー、シアン、マゼンタと4色入っているけど、てっきり、使われるのはブラックだけで、それがなくなったらブラックだけ買い足せばいいのだと思ってしまいました(そのとき、店員さんの補足の説明もありませんでした)。
ところが。
装てんされたインクカートリッジは、カラーを印刷しなくても、毎月、定期的にカートリッジの清掃に使われるために、すべてのインクが少しづつ減っていくことがわかりました。
そして、モノクロの印刷をするためには、ブラックだけがあればよいのでなく、カラープリンターとしての性能を持たされた本機は、ブラック以外のカートリッジがなくなった場合でも印刷不能になることがわかりました。
本機をプリンターとして使う機会はないし(プリンターはモノクロレーザーがあるので)、幸いなことに、この機械はパソコンにつないでパソコン画面でファックスを見たり、必要ならば印刷する機能もそなえていたので、本機の印刷機能とはおさらばして、ファックスもパソコン上で処理することにしました(これはこれで、まことに快適です)。
ところが、その複合機についているディスプレイが「カートリッジがありません」「スキャナカバーをあけてください」・・・・と新しいカートリッジを装てんせよと催促するのです。
印刷機能は必要ないのだから、このおせっかいなディスプレイをなんとかせねばと、表示をなくする方法をコールセンターに尋ねました。
すると「その複合機は、インクカートリッジが4本きちんと入っていて、正常にディスプレイに表示が出るようになっています。印刷をするしないにかかわらず、カートリッジは入れておいて下さい。そうでないと、その他のエラーメッセージなども表示されなくなり、見逃してしまうことになりかねません」という返事でした。
さきほど述べたように、この機械は印刷をするしないにかかわらず、カートリッジを装てんしておくと定期的なクリーニングで確実にインクの残量は減っていくのです。
まったく、メーカー思いのすぐれもの機械というか、うまくできた話ではありませんか。
「そんな、インクごときにケチケチするな?」
そりゃあそうですが、プリントもしないのに、インクが減っていって取り換えるたびに数千円もするんですよ。
きちんとカートリッジが入っていた頃は、ディスプレイには時計が表示されていてけっこう重宝しましたが、いまは「カートリッジがありません」「スキャナカバーを開けて・・・・」とご親切な案内ディスプレイが出るばかり。
たしかに、この機械は複合機としても安かったけど、こんな仕組みがあったとはなあ・・・・と複雑な思いで眺めております。
関連サイト
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200712201143
時には、1日に数十枚プリントすることもあり、個人的にはかなり酷使していると思うけれど、まだへこたれない(最近、紙の吸い込みが弱くなってきたかも?)。えらいものです。
9年前に、2万円弱で買った覚えがあります。
その時、ずいぶん安いものだなあと思った記憶がありますが、実は、メーカーは一度本体を売ってしまえば、その後、半永久的にインクのカートリッジを売り続けることができるわけで、実はトータルではインクカートリッジで儲けているわけです。
まあ、そんなことは、使っているうちにカラクリがわかってしまいましたが。
2年前に、オフィスの移転を機に、ファックスとコピーとプリンターとスキャナの複合機(インクジェット方式)導入しました。
これはカラーで印刷できるすぐれものでしたが、ぼくはカラーはほとんど必要なし。
そこで、「モノクロだけで印刷できるものはないのか」と確認すれば良かったのですが、「ふだんはモノクロしか印刷しないんだけど」といい加減なアピールですませてしまいました。
すると「カラーでなくても、モノクロだけでも印刷できますよ。インクがなくなったら補充して下さい」というではありませんか。
カートリッジはブラック、イエロー、シアン、マゼンタと4色入っているけど、てっきり、使われるのはブラックだけで、それがなくなったらブラックだけ買い足せばいいのだと思ってしまいました(そのとき、店員さんの補足の説明もありませんでした)。
ところが。
装てんされたインクカートリッジは、カラーを印刷しなくても、毎月、定期的にカートリッジの清掃に使われるために、すべてのインクが少しづつ減っていくことがわかりました。
そして、モノクロの印刷をするためには、ブラックだけがあればよいのでなく、カラープリンターとしての性能を持たされた本機は、ブラック以外のカートリッジがなくなった場合でも印刷不能になることがわかりました。
本機をプリンターとして使う機会はないし(プリンターはモノクロレーザーがあるので)、幸いなことに、この機械はパソコンにつないでパソコン画面でファックスを見たり、必要ならば印刷する機能もそなえていたので、本機の印刷機能とはおさらばして、ファックスもパソコン上で処理することにしました(これはこれで、まことに快適です)。
ところが、その複合機についているディスプレイが「カートリッジがありません」「スキャナカバーをあけてください」・・・・と新しいカートリッジを装てんせよと催促するのです。
印刷機能は必要ないのだから、このおせっかいなディスプレイをなんとかせねばと、表示をなくする方法をコールセンターに尋ねました。
すると「その複合機は、インクカートリッジが4本きちんと入っていて、正常にディスプレイに表示が出るようになっています。印刷をするしないにかかわらず、カートリッジは入れておいて下さい。そうでないと、その他のエラーメッセージなども表示されなくなり、見逃してしまうことになりかねません」という返事でした。
さきほど述べたように、この機械は印刷をするしないにかかわらず、カートリッジを装てんしておくと定期的なクリーニングで確実にインクの残量は減っていくのです。
まったく、メーカー思いのすぐれもの機械というか、うまくできた話ではありませんか。
「そんな、インクごときにケチケチするな?」
そりゃあそうですが、プリントもしないのに、インクが減っていって取り換えるたびに数千円もするんですよ。
きちんとカートリッジが入っていた頃は、ディスプレイには時計が表示されていてけっこう重宝しましたが、いまは「カートリッジがありません」「スキャナカバーを開けて・・・・」とご親切な案内ディスプレイが出るばかり。
たしかに、この機械は複合機としても安かったけど、こんな仕組みがあったとはなあ・・・・と複雑な思いで眺めております。
関連サイト
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200712201143
2009-02-18 17:27
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